「ヤマトに追い風はあるが、復活編はまだ逆風かもしれない」
「それなのにこの画像はあれかもしれないね」
「しかも、金を取るのにボロボロのヤマトの絵」
「君はその方が好きなんだろ?」
「まあな」
「話はそれだけ?」
「いや、艦首に人が立ってることに気づいた。たぶん古代」
「なんて小さい!」
「でも、巨大なヤマトに小さな人が立つスケール感が凄いぞ」
「人は重要?」
「そうだ。人は重要だ。なぜなら、人間は誰でも人だから、人が絵に入ることでサイズの基準ができる。サイズが把握しやすくなる」
「人が描けないぐらい巨大な物体なら?」
「人のサイズを意識しやすいハッチや階段などで、人の代用にできる」
「それも描けないぐらい巨大なら?」
「普通に描く方法は無いな。一度サイズを意識させたヤマトよりさらにでかいと超巨大戦艦を描くとか。そういう絡め手しかない」